(過去の記事)
過ごしやすい季節はあっという間に過ぎて、今はもう痛いくらいの太陽の日差しが、肌にじりじりと刺さります。
そんなときに、
「暑くなってきたね。でもね、お正月はもっと暑いからね。」
怖いわ…。もう想像するのはやめよう。
上の会話が2月後半に交わされたものだから、
あれから益々暑さは増して、日常がサウナです。
私、またこんがりしてきたような…。
カンボジアにはお正月が3回あります。
1月1日のインターナショナル・ニューイヤー。
2月の中国暦の旧正月。(2015年は2月19日でした。)
4月のクメール正月がカンボジアのお正月。(2015年は4月14日です。)
今話しに出てきたお正月は、4月のお正月のことを指しています。
元々は1月1日をお正月にしていたみたいですが、国民の大半が農業に従事するカンボジアでは1月は収穫でとても忙しい時期だったため、農業が一段落する4月にお正月をお祝いすることになったそうです。
丁度雨季に入る時期なので、一番暑くなるそうです。
海外で生活するときに、その国の祝日を知っていることはとても重要なことだと感じています。特にその国の人と仕事をする場合は絶対に敏感になっていないといけないな、と思います。(一度大変な目に遭ったからね…。)
旅をする場合も同じかも。訪れる国の祝日を知っていると、別の楽しみ方があるかも知れません。
さて今日は、伝えたいことがあるんです!
以前ブログで書いた、NGOが運営する新しい学校が、
ついに3月上旬に開校しましたー!!
Facebookで見た人、お礼の手紙を読んで知っている人もいると思いますが、
こっちのブログでもお知らせさせていただきます!
準備から4ヶ月…
予定では1月開校だったけど…
長かったようで、一瞬でした。
本当に、一瞬!(常に暑いし!)
その間、たくさんの人の協力がありました。
NGOを運営するママ、パパ、家族親戚のみんな。
毎日朝からパワフルに動いていた、ティスタメンバーのひろみさん。
ティスタ1day ボランティアの運営から学校準備まで、長期に渡って手伝ってくれたりょうまさん、ゆうきさん、ひかるさん。
ティスタのボランティアに来てくれたたくさんの参加者の方々。
チームワーク抜群のNGOの英語、日本語と建設ボランティアの方々。
物資を集めてくださった江南市の皆様。
物資の支援で多大なる力を貸してくれた石原家の皆様。
物資の輸送で協力してくださった般若町、時遊人の辻様と現地に運んでくださったボランティアの3人。
本当に、ありがとうございます!
「私一人ではできなかったー。」
と、人の力の大きさを心の底から感じた4ヶ月間でした。
たくさんの人がシェムリアップの小さな村を行き来して、
たくさんの出逢いと別れがありました。
その全員が一同に集うことは、この先の未来でありえないことですが、
一人ひとりの力が積もり積もって一つの学校が開校しました!
それによって今、約120人の村の子どもたち(5歳から18歳ぐらいまで)が
英語もしくは日本語を学び始めています。
私自身も、こんなに日本語の需要があるなんて…と驚いています。
学びたくても学べないっていう状況がどこの地域にもある中で、
この子たちは幸せだな、ということを実感することができました。
この環境を守っていかないといけないな、と考えながら、
いつかの未来に、ここで学んだことがこの子たちの役に立つことがあればいいなとわくわくしながら、
まだまだこの先、この学校で起こることの可能性を広げ続けたいと思っています。
やりたいことは山ほどあります。
できることはたっぷりあると信じています。
今日からもまた、一つひとつ、実現していきます!
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