プノンクーレンへ薬草を探しに

(過去の記事)

 

シェムリアップには、“クーレン国立公園”というものがあります。

プノン・クーレン(クーレン山)という山一帯が国立公園。

低い山ですね、これがまた。

踏みならされたところ以外は歩いてはだめです。地雷が埋まっている可能性があるから。

 

今回は、そのプノン・クーレンの山頂付近にある3つの見所に行ってきました。

 

 

まずは、プリア・アントン。涅槃仏を祀るお寺。

両脇の小さなお店が並ぶ道を抜けたところにあるお寺で、半分以上がカンボジアの人でした。

「何をお願いしたの?」

「テストで合格できますように!」

とのことでした。中学生ぐらいの女の子です。

途中で靴を脱いで裸足で歩かされるので、雨が降った後は注意が必要です。

 

続いて“千本リンガ”でおなじみのリンガ・ムイポアン。

リンガとは男性のシンボルで、ヨニという女性のシンボルとセット。

これが川底にたくさん刻んであります。これを掘ったときにはすでに川だったみたい。

リンガを流れる水は聖なる水になると信じられていて、この水で沐浴することによって病気が治ったり、幸せになれたりするんだって。

これは私がカンボジアで心から信頼している元教師である敬虔な仏教徒のママも昔そんなこと言ってたから間違いない!(これがママが言ってたあれか!)

 

そしてプノン・クーレンのハイライト。滝。

小さい滝と大きい滝、二段になっています。

大きい滝の方では、泳ぐことができます。

ここも遊びに来ているカンボジア人が多くて、地元の人も休日などに訪れる場所なんだな、という印象でした。

 

 

最後に、本来今回の訪問の発端は、ミッション“薬草”を探せ!

事前に仕入れた情報によると、治療で使われる“薬草”の大半はこのクーレン地区から来ている。

そしてこの地区に唯一ある山頂の小学校で“薬草”の栽培が行われているということ。(小学校はプレア・アントン(お寺)へ行く道に発見しました。)

 

ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、あまり取れ高が多くないんだよね?!

ちなみに言うと、薬草を使って伝統の治療をすることのできるお医者さんをクル・クメールと呼んでいて、今でもシェムリアップに住んでいながら、病気になるとクル・クメールにかかるっていう人もたまに聞きます。

 

私がお世話になったお医者さんは多分違うな…。

青空注射をお腹と背中に、その後、お持ち帰りの青空点滴。(点滴しながらバイクに乗ってる人もいるほど。)

点滴終わったら自分で針を抜くのが普通らしいよ。

一部始終は怖かったけど、何とか生きながらえてるから結果オーライね。

 

今度は、専属のドライバーさんと行ってきます。

薬草についてもうちょっとお話できることを祈っててください。

…私がもうちょっと踏み込んで調査してきます!

 

 

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