英語リトミックに1年3か月通いました。(1歳〜2歳3か月)
引越したため辞めることになりましたが、1歳代で英語リトミック教室に通った記録です。
3月に発表会があり、1〜2歳クラスは任意参加ということでしたが、クラスのお友だちと一緒に参加しました。
1〜2歳クラスは親も一緒に舞台に上がります。
日常から常に動き回っている息子は、案の定舞台の上でも走り回り、親である私と追いかけっこ状態でした。
息子の初めての舞台デビューは、「まあ、こんなものかな…」という感想でした。
舞台の上から見るパパやおじいちゃんおばあちゃん、そのほかたくさんのお客さんに注目されて、普段とは違う刺激を得られたのではないかなと思います。
発表会はそんな感じで、目に見える”成果”を確認できたわけではありませんでしたが、英語リトミックを通して得られたことやこれからの課題を下記にまとめます。
1. 英語リトミックをおすすめできる点
英語を使うという環境があるということを体験できる
日本で暮らしていると、第一言語の日本語が圧倒的に多く話されており、英語を学んでいても英語を使用する機会がほとんどありません。
”英語を使う環境”というのは、頑張って作り出すものだと思っています。
特に子どもが小さいときに経験させることができると、英語を話す環境があることが当たり前にあるものだという認識を持つことができます。
小学生になっていきなり、いつも日本語を話す先生が英語を話し始めて”何を言っているのか分からない”状態にショックを受けるより、英語という別の言語だけが使われる環境があるということを知っておくことは大事なことだと思います。
体を動かしながら英語に触れることができる
TPR(Total Physical Response)という”全身反応教授法”という教育方法があり、”ダンスや動作を取り入れる”教育は、言語教育分野で今後さらに重要な位置を占めるようになると言われています。
英語リトミックは音楽に合わせて踊ったり、2拍子・3拍子・4拍子に合わせて体を動かしたりします。
日本語は1つの拍子に1音がのるのに対し、英語は1つの拍子に1節がのることが基本です。
これを音楽を聴きながら、体で体得していきます。
音楽と言語はとっても合理的な組み合わせだと言えるのです!
お気に入りの曲でノリノリに!
自分が好きなものが何か分かっていることは良いことだと思います。
たくさんの曲がある中で、”お気に入りの一曲”があることは英語学習に対しても、習い事の時間に対してもプラスに働くはずです。
「英語リトミック教室が楽しい!」と思ってもらうことが一番大切ですから。
息子は毎日教室の最後に歌う”Bye-bye Song”が大好きでした。
教室でも家でもこの曲が流れてくると、立ち上がって手を”バイバイ”の形に広げて、音楽に合わせて膝を屈伸させながらかわいく踊りだします。
“bye-bye”と”lalalalal~””See you next time.”これだけの英語しか出てこないので、小さな子どもでも簡単に歌うことができるのです。
「この曲といえばこの子!」と思ってもらえて、先生たちにもこの曲のときには毎回注目してもらっていました。
英語をインプットしたら、次にはアウトプットをすることが必要です。
お気に入りの曲に合わせて、意味が分からなくても声に出すことにはとても大きな意味があると思います。
2. 英語リトミック教室では足りなかった点
どのようにアウトプットを促すかが課題
お気に入りの曲に合わせて歌うことで、自分から進んで英語を真似ることができました。
しかしそれだけでは十分ではないことは明白です。
教室に楽しく通うことで、英語を聴くことへの抵抗は少なくなったと思います。
次の課題は”英語のアウトプットを促すこと”です。
どの言語にも共通して言えることは、アウトプットをするためには2,000〜3,000時間のアウトプットが必要だということです。
0歳から毎日2時間、英語のインプットをしたとして、2,000時間に到達するには約3年かかります。
そう考えるとまだまだ先は長いです。
3歳、4歳になる頃にどんな成果が表れるのか。
英語リトミック教室に通わなくなった今は、家での英語CDの掛け流しや絵本の読み聞かせを通して、少しずつアウトプットに導けるように奮闘中です。
コメント