(過去の記事)
身近にあって、物凄く大切な“時間”。
先日、ある人が自分の持っている限られた大切な時間を、
無償で私にたっぷりと割いてくれました。
後からそれを考えたら、思わず涙が出そうでした。
学校の休憩時間に家に戻って、
泣いている妹の世話をする15歳の男の子。
自転車のチェーンが壊れちゃったと相談すると、
仕事に支障のないように次の日の早朝には直しておいてくれる大家さん。
体調が悪いと言うと、
すぐに医者を呼んできて、薬を買ってきてくれる施設のお母さん。
私誰かにそんなことできてたかな…
自分の時間は全部自分のためにつかってるな…
そんなことを考えました。
本当の愛ってどれだけ相手に対して自分の貴重な時間を分け与えられるかっていうところが大きいような気がしています。
家族、兄弟、友人、恋人…。
愛がなかったら自分の大切な時間を無償で与えたりできないです。
こんなにまでしてくれるんだから、何としてでも努力して結果に結び付けなきゃ、
と思わせてくれる人がいるって、幸せなことです。
ほっとかれたら子どもは勉強なんてしません。
それは日本の子どもがそうなように、カンボジアの子どもだって一緒。
人間なんて世界共通、ほっといたら楽な方に流されていきます。
でも親や教師が忍耐強く、子どもができるようになるところまで背中を押したり、
ゴールで待ってたりするから、なんとかたどり着けるんです。
今まではそうやってたくさんのことを与えられてきた自分だから、
今度は私が誰かに与える番ですね。
私も心から他人に愛をたっぷり注げるような人にならないと。
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