おやこ英語を始めます|おやこ英語の取り組みと約1年の成果

おやこ英語

大学生のとき、幼児言語(言語学)のゼミに入っていました。

当時はそれほど言語学や幼児言語に興味があったというわけではなく、この先生(教授)についていきたいと思ったのと、学士論文がゼミ生全員で協力して作成するスタイルだったから、みんなでやるなら自分もなんとかできるだろうという安易な動機で決めたのです。

先生の子どもの2-3歳の頃のビデオを家に持ち帰り、ひたすら1時間ごとに「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」がいくつ発言されるかというのを数える作業は、細かいことが大の苦手な私には苦痛な作業でした。

ましてや2-3歳の幼児が話す言葉は聞き辛いのです。

先生の言われる通りに、また周りのゼミ生に遅れをとらないように、なんとか数えて、なんとか一本の学士論文として提出しました。

子どもを持つ今だからこそ言えることだと思うけど、「もっと真面目に取り組んでおけばよかった!!」

それでもその幼児言語のゼミがあったからか、将来もし自分に子どもができたら、たくさん絵本の読み聞かせをして、産まれたときから積極的に話しかけて、多様な言葉に溢れた環境の中で子ども時代を過ごして、豊富な語彙力を持った人に育てたいなと考えていました。

実際、卒業してしばらくしてから年賀状のやり取りをするようになった先生からきた今年の年賀状には「読み聞かせ始めていますか?7歳まで続けてあげてください。」とのことです。

言葉少ない先生の年賀状のこの一文は、なんとも力強く、説得力があるように感じます。

7歳と言わず、読んでほしいと言われるならば、何歳まででも読んであげようと、今のところは考えています。

現在1歳4か月の息子に読み聞かせを始めたのは、生後1か月ぐらいのこと。

聞こえているのかも分からない息子に、ひたすら言葉のシャワーを浴びせ続けました。

そして大学で言語学ともう一つ勉強したのが、英語教員免許の取得でした。

大学を卒業してから、学校で英語教師にはならなかったものの、何かと英語教育に関わってきた私が、自分の息子にしてあげられることといえば、英語を与えてあげることぐらいだと思いました。

わが家の赤ちゃん英語の取り組み

胎教として、息子がお腹の中にいた頃から英語の歌はかけ流していました。

そして出産後、退院した次の日から、同じ英語の歌を流しながら、私が歌っていました。

妊娠中に、張り切って購入した英語の歌の絵本がこちらです。

「頭のいい子に育つ 英語の歌」

それから里帰り出産をしていたため、実家から家に戻り、本格的な(?)おやこえいごを始めました。

といってもルールはたった2つ。

①1日2時間程度、英語に触れさせる

②午前中に3冊程度の英語絵本の読み聞かせをする

①1日2時間程度、英語に触れさせる

2時間といってもとてもアバウトで、

・英語の音楽のかけ流し(一緒に歌うとなお良し)

・英語絵本の読み聞かせ

・英語での語りかけ(恥ずかしいくらい下手なので、ほとんどしないけど)

・生後6か月ぐらいからはEテレ「えいごであそぼ」を一緒に見る

これをなんとなく1日の中に取り入れたら2時間ぐらいになるかなという程度です。

②午前中に3冊程度の英語絵本の読み聞かせをする

オーディオ付きの絵本はオーディオを流し、私もそのオーディオに合わせてオーバーラップします。生身の人間の声でないと、身に付かないという研究結果があるため、オーディオには力を借りるという感覚で、絵本を読みます。

0歳0か月から英語に取り組んだ息子(1歳4か月)の成果

のんびりと英語の素地を築いておいてあげたいと言いながらも、やっぱり成果には目がいってしまいます。

成果として現れるようになったことに気が付いたのは、1歳3か月ぐらいです。

まずは”moon” →”まーん” “もーん” “むーん”

“blue”→”ぶー”

“rainbow”→”ぼおう”

よく読んでいる絵本、特にお気に入りの絵本から覚えていきます。

この頃、日本語でも私たち大人が話す言葉を少しずつ真似できるようになっていきました。

英語、日本語問わず、出せる音が増えてきて、真似できているように聞こえてきました。

特に”moon”月に関しては、別の絵本に月の絵が出てきても、夕方の公園の帰りに実際の空に月が出ていても、指をさして”まーん”と言います。

正しくないかもしれないけど、親としては喜ばずにはいられない瞬間です。

1歳4か月に入り、さらに単語数が増えていきました。

“green”→”gee” “gree”

“toe”→”とお”

“go”→”ごー”

“no/not”→”noo” “にょーう”

“apple”→”あっぽー”

“purple””→”ぱぽー”

さらに聴き取ることのできることばもあります。

“head”と聞くと頭を触ります。

“wave your hands”と聞くと手をバイバイするように動かします。

反射的に体が動いているだけかもしれないですが、それでも何もできなかった赤ちゃんが反応をしているだけで大したものだと感心します。

まだまだ最初の一歩を踏み出そうとしているところなので、子どもの行動や反応に、あまり一喜一憂しないように心掛けています。

本当におやこえいごが難しいのは、子どもの好みが表れてきて、親が与える教材などを嫌がるようになってからだと聞いているので。

なんとなく1日2時間ぐらい英語に触れさせていますが、漠然としていて、私もそろそろわが家のおやこえいごのやり方を、体系化させていと考えるようになりました。

それに、こんな方法がいいと本などで読んでもすぐに忘れていってしまいそうなので、記録として残したり、まとめたりしていくことにしました。

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